抹茶。それは日本の歴史のなかで匠の手によって高められてきたものです。その純粋な物質性は水や金、貴金属に匹敵するのではないだろうか。そんなインスピレーションから「Material Matcha Uji 宇治」は生まれました。

複層的なパッケージのひとつひとつにも意味が込められています。リサイクルされたセラミックで作られる陶器の茶筒には日本文化へのリスペクトを。抹茶パウダーを包むために用いた光沢感のあるフィルムでは現実離れした抹茶の純粋さを。そしてざらざらの紙にフォトコピーで刷られたZINEの荒々しい質感はハンドメイドな製法を連想させるものです。黒白茶色のフレーバーごとに異なる外箱にブラインドエンボスでほどこされた「MMU宇治」というロゴマークは、印刷でもスタンプでもステンシルでも用いられるようにデザインされており、将来的なパッケージの変化にも耐えうるシンプルなロゴになっています。

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